中公文庫プレミアム、復活!
編集者Fです
4月25日刊、大川周明『復興亜細亜の諸問題・新亜細亜小論』以来、お休みしておりました中公文庫プレミアムがこの2月より復活いたしました。
2月25日と3月25日に以下の3冊が発売されております。
【2月25日刊】
今年で没後25年。数々の名作ミステリーのみならず、昭和近代史、そして古代史においても衝撃的な数々の著作を残した松本清張。本書は、邪馬台国をめぐる論争点を詳述し、独創的推理によって大胆な仮説を提示した清張古代史の記念碑的著作です。当時随一の研究者との貴重なシンポジウムを初収録しました!
木下道雄/高橋紘・編『側近日誌 侍従次長が見た終戦直後の天皇』
皇太子時代の天皇に仕えた著者は、終戦二ヶ月後、占領という未曾有の事態にあって日本の針路が定まらぬさなか、く天皇の側近くに再び侍従次長として仕える事になった。その木下が遺した貴重な日記からは、遷都、退位など揺れ動く天皇の心理と、国や皇室の将来をかけた決断、そして行動が生々しく綴られています。
【3月25日刊】
中国の史書に散見する宋江と38人の仲間たちの反乱は、いかにして108人の英雄・豪傑が大活躍する痛快無比な大河ロマンに成長したのか? 中国史研究の泰斗である著者が、史実と虚構とのさなかにあるものをつぶさに検証し、中国民衆の「心」に迫った古典的名著です。
今後も、中公文庫プレミアムは続々と、読み継がれるべき名作を復刊していく予定です。ご期待ください!